ユジャワンのコンサートに行ってきた! ~アメリカ生活~
おはこんばんにちは。コーラ侍です!
今回は私が先月コンサートを見てきたユジャ・ワンについて書きます。
先日、私の大好きなピアニスト、ユジャ・ワンがヒューストン・シンフォニーのゲストとして招かれ演奏した。
ヒューストン・シンフォニーとしては今シーズン最初のコンサート、特別なゲストを呼んで華やかに幕開きしたいから彼女を呼んだのだろう。
私としては最高のゲストを迎えてくれて本当に感謝しかない
今回紹介するユジャ・ワンとは、中国・北京生まれの女性クラシックピアニストだ。
超絶技巧を得意として若い時から才能を開花させた天才だ。
ちなみに彼女の中国名は王羽佳
本当に反則的な名前だ。
王の羽なんて・・・・まさに選ばれし人間の名前って感じ。
す~~~ごくうらやましい!!!!
最高に厨二心をくすぐる名前だ!!!
今回のコンサートはユジャが中国人だからか観客の多くが中国の人だった。
コンサートの最初はなんとアメリカの国歌斉唱から始まった。
アメリカでは普通なのかもしれないが観客全員総立ちの国歌斉唱はそれだけでも迫力があった。
なんかアメリカの国歌かっこいい。これも厨二心をくすぐる。日本の国歌も渋くて美しいが・・・ちょっと地味?だ。
まあユジャの話に戻すと、ヒューストン・シンフォニーがラベルを一曲演奏した後、ピアノが一番前に移動され、おそらく楽譜が入っているであろうiPad?が置かれた。
楽譜はてっきり紙なのかと思っていたが、時代の流れなのだろうか。
そして待ちに待ったユジャがステージに来た!
彼女はセクシーなピンクのドレスとハイヒールで登場した。
見た目は普通の女性だった。
ユジャはコンサートの際、とてもセクシーなドレスを着ることも特徴の一つで、伝統的なクラシックのイメージに合わないとたびたび評論家に批判されている。
私は大いに結構だと思う!!セクシーな女性はいつも素晴らしい!!
また脱線してしまったが、曲は引き続きラベルで、ピアニストが左手だけで引くピアノ・コンチェルトだった。
ピアノを弾き始めたら彼女は別人のような存在感を出した。なぜか彼女だけ輝いて見えた。
まるで少女がおもちゃで遊んでいるようだった。
彼女は特に深く考えずに素晴らしい演奏ができる、天才型の芸術家だなと思った。
もちろん何も考えてないというわけではないし血のにじむような努力をしてきたのだろうが、ピアノが好きで楽しく引いていて、それがとても人を魅了する演奏なのだ。
だが、左手しか使わないからか右手は演奏中、落ち着かない感じでいつも動いていた笑
そのあとは彼女のソロ演奏だった。三曲ほど引いたがどれも圧巻だった。
中でもラ・カンパネラはすごかった。
超絶技巧、曲のテンポも速く
もう指が見えないほど早かった。
本当に女王が羽で飛ぶように美しく、かっこよかった。
ちょっとくさいセリフだけど本当にそう思った。
演奏が終わり観客全員が総立ちのスタンディングオーベーションだった。
演奏後の彼女のお辞儀の仕方がとてもかわいく、この動作だけで彼女の人柄がわかるような気がした。
彼女の演奏が聴けてとても幸せだった。
間違いなく彼女は人を感動させることのできる天才だと思った。
また機会があったら絶対行こうと思う。
終わり
皆さんも彼女が来日したら是非見に行ってみてください!!!!